こんにちは、JIZOです。
今日はエルサレムの街歩きの記事を書きたいと思います。
僕は今回の旅行に際してこの本をKindleで買って読んでいきました。
一部フェアに描かれていないところもあるとは思いましたが、おおまかな歴史をさっとおさらいするのにはいいのかなと思いました。
「まんが パレスチナ問題」
僕はこの手の本を読むときには「悪く描かれていたり、良く描かれていたりする表現は疑いながら読む」という癖があります。
・パレスチナの肩をもつ
・イギリスを悪く言う
このあたりが多いような気がします。
あとはナチス、イスラム国あたりを一方的に断罪する論調にも一定の距離を置いています。
ユダヤ教第一の聖地「嘆きの壁」
紀元前20年頃、イエスキリストが生まれるちょっと前、ユダヤの王ヘロデが統治していた頃の神殿の一部が嘆きの壁だそうです。
ローマ軍との戦いで神殿は破壊され、本拠地を失ったユダヤ人は各地へ離散することになり、神殿が崩壊した日が「民族の悲劇の日」、神殿の残った壁が「嘆きの壁」となっているようです。
本当に有名な壁なので、何かの拍子に見ることも多く、歴史が好きな僕はなんとしても見にいきたいと思っていました。
スークのような小道が入り組んでいる。
やはり中東なんだなと言う感じ。
壁が見えてきた。。。
壁の前にはヘブライ語の聖書。
夜もすごい雰囲気。ライトアップされて厳かな感じ。
ここで祈っている皆さんは、敬虔な教徒であると同時にお金をもらって祈っている公務員的な存在だという話も聞きました。ほんとかな?
年々イスラエルも敬虔なユダヤ教徒が減ってきており、ユダヤ教徒だけどもっとマイルドであったり、ユダヤ人だけど無宗教みたいな人も増えつつあるようです。
特にエルサレムは敬虔な人の割合が多いみたいですが、首都のテルアビブの方はまた雰囲気が違いました。
オリーブの丘から岩のドームを見る
岩のドームはイスラム教の預言者ムハンマドが昇天した岩を囲んでいるドームみたいです。
僕が訪れたときはイスラムの祝日だかで入れなかったので、オリーブの丘とかいう場所から眺めてみました。歩いて登るにはかなり急で、けっこう大変でした(笑)
キリストの墓?聖墳墓教会
同じくエルサレムの中にある聖墳墓教会。
キリストが十字架にかけられたあと、埋葬のために横たえられたという石が置いてあって、多くの方が触ったりキスをしたりしていました。
イスラエルの感想
このように実際に街を歩くと複雑に区分けされていて、ユダヤ教・イスラム教・キリスト教にとっての聖地なんだなと実感できる街でした。
一方でユダヤ人の子とムスリムの子供同士が遊んでいて、それをユダヤ人のお母さんが二人の面倒をみていたりする光景もみました。
路上で歌う兵士。いろんな光景が広がる不思議な街でした。
イスラエルは男女共に兵役があって、兵役中はバーやレストランが割引されるようです。
女性1人あたりの子供の数も3.1ととっても高い(日本は1.4)。
20歳の時、インドをバックパッカーで旅をしていたんですが、ジャイサルメールという砂漠の街でめちゃくちゃ美人のイスラエル人に出会いました。
こんな美人がいっぱいいるなら行かなくちゃと思って10年以上経ってしまいましたが、やっとたどり着くことが出来ました(笑)
みなさんも歴史を勉強してぜひ一度観光に訪れてはいかがでしょうか?