こんにちは、JIZOです。
せっかくイスラエルに来たので、もちろん死海には行かなければなりません。
死海は海抜マイナス400mと世界で最も低いところにある塩湖です。
年間降水量も少なく暑い場所にあるため、湖水の蒸発が水の供給よりも多くなってしまい、塩分濃度が30%以上になったとんでもない湖です。
(ちなみに海水が塩分濃度3%台です)
生物が生きていける塩分濃度ではないので、魚なども生息していません。
そのため死海(Dead sea) と呼ばれています。
また比重がとても大きく、浮力も大きいのでぷかぷか浮いてしまって溺れない湖ということでも有名です。
死海文書とエヴァンゲリオン
ところで僕が初めて死海という言葉を知ったのは、新世紀エヴァンゲリオンで出てきた死海文書だと思います。
もともとエヴァンゲリオンは旧約聖書などから着想を得ている作品なので、ユダヤ教やキリスト教の知識があると楽しめるのでしょう。
当時小学生だった僕はほとんど意味が分からず、ただそこに出てくる謎の予言書「死海文書」の響きが妙に神秘的に感じられました。
死海文書(新世紀エヴァンゲリオン)
ゼーレの所有する謎の古文書。
使徒の出現やサードインパクトが予言されている。
これ?
↓
死海文書はエヴァンゲリオンだけの話ではなく、本当に実在するものだと知ったのは大人になってからです。
エヴァに出てくるものとは違いますが、世界最古の聖書ということでとても神秘的に感じました。
死海文書
紀元前250年〜70年頃にヘブライ語で書かれた世界最古の聖書の写本。
死海付近の洞窟で断片的に発見された。
死海はヨルダンとイスラエルどちらから行くべきか
死海はヨルダンとイスラエルの間にある湖です。
どちらからでも死海に行くことはできるのですが、やはりヨルダン側は公共交通機関などが発達しておらずアクセスが悪いみたいです。
またイスラエル側だと死海の側に淡水でしっかり洗える場所や着替える場所があると聞き、イスラエル側から行くことにしました。
死海への生き方
死海へはエルサレムのセントラルバスステーションから路線バスに乗りました。
僕と外コン君はエン・ボケック(Ein Bokek)という死海にあるホテルリゾートに行くことにしました。
ここは日帰りで利用できるプールや着替えなどがあるということで、死海に入った後きれいな淡水で泳ぎたいなと思ったので利用しました。
どんどん海抜が下がっていくので、死海に向かいながらどんどん暑くなっていくのが感じられます。死海が見えてくると、水蒸気で水平線が曇って見えます。
死海リゾート
僕たちが利用したのはクラウン プラザ デッドシー リゾート&スパ
ここは綺麗なプール付きで日帰り利用ができるみたいなので予約なしで行ってきました。
ホテルはこんな感じで綺麗
実際に死海にはってみると、、、すごい!
自分がまるで浮き輪になったみたいに、沈もうと思っても沈めない!!
湖底が塩の塊でゴロゴロしていて痛いのでサンダルを履いて入ったのですが、サンダルが軽くてすぐに浮いてしまうので、すぐにひっくり返ってしまいます(笑)
皮膚がピリピリしみるので早々に引き揚げて淡水のプールでビールを飲みながらまったりしてました(笑)
ホテル内には死海の水を綺麗にしたプールもあり、ホテル内でぷかぷか浮くことも出来ます。
ホテルの近くには小さなショッピングセンターやマクドナルドなんかはあるけど、リゾートと呼べるほどではなく、寂れた観光地といった感じでした。
流入する川の水の工場・農業利用の増大などもあり、死海は年々縮小していっているようですから、早いうちに行かないと今とは違う景色になってしまうでしょう。
死海に興味をもったなら、COVID-19が収束したらさっさと行ってみましょう♫