こんにちは、JIZOです。
今日はサハラ砂漠に行った話をしたいと思います。
モロッコに来てから、しばらくマラケシュでぶらぶらしてたんですけど、サハラ砂漠に行ってみたいな〜と思って、バスに乗って12時間くらいかけてサハラ砂漠の街、メルズガに来ました!
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サハラ砂漠を目指した理由
昔からサハラ砂漠に行ってみたいと思ってました。
世界最大の砂漠ですから、見てみたいじゃないですか。
サハラは子供の頃から様々なきっかけで耳にしていました。
世界ふしぎ発見!とか、サハラマラソンのドキュメンタリー番組とか。
砂漠で見る星空は世界一だと友人から聞いたこともあります。
医学部教育で、マラリアとか公衆衛生とかを学ぶときも「サハラ以南は〜」みたいな言い方をするわけで、地理的にも大きな意味をもつ場所のようです。
それから、サハラ砂漠は国際空港や都市部から離れており、勤め人の短い休暇ではなかなか行けないので、これを機に行っておこうと思いました。
名物宿、リヤド・マムーシュ
宿泊したのは日本好きのオーナーさんがやってるホテル、リヤド・マムーシュ。
マラケシュで泊まってた宿で紹介してもらって、オンライン予約して行ったんだけど、プールもあって、ご飯も美味しくてよかった。
観光客の数と店員の数が同じくらいに感じたんだけど、経営は大丈夫なんだろうか・・・。
ここのオーナーさんが東京の飯田橋にあるモロッコ料理専門店「モロッコ・タジンや」を経営してて、な僕はそのお店に行ったことがありました(笑)
砂漠キャンプ
メルズガではバギーで砂丘を走ったり、落ちてる化石を探しに行っていたりいろんなアクティビティを楽しむことが出来ます。
でも街は特に何も無いので、長期滞在するなら本当に砂漠でぼーっとするしかないのかな。
マラケシュで泊まっていたリヤド13のオーナーさんからは、メルズガから更に奥深く、アルジェリアの国境付近まで行ったブラックデザートに行くのがいいと勧められ増田。
でもブラックデザートは少なくとも2泊は必要ということで、サハラ初心者の僕は1泊で行ける近場の砂漠でのキャンプにしました。
次来るときは、ブラックデザートに行こう。
これまでの人生とか、普段の生活とかが、僕の想像する社会人生活とあまりにもかけ離れていて仙人みたいに感じる。
人間が好きなのか、嫌いなのかも分からない。
社会からは離れているけど、宿を営んで人を集めているし。。
山小屋のオーナーにも同じような空気を感じる。
サハラ砂漠
街とラクダ
砂漠を走ってみました。楽しい!!
夜はガイドさんとテントでタジンを食べました。
僕は大学2年生の時に一人旅でインドのジャイサルメールという街で、同じように砂漠ツアーに参加しました。
そのときは数年に1度の大嵐で、砂漠が泥の海になってしまっていました。
夜はテントで寝たけど、星はまったく見えず、土砂降りの雨でした。
そんなことを思い出しながら、サハラ砂漠で星空を見ていました。
冷たい砂の上に座って、そういう昔のこととか、子供の頃に見た「ドラビアンナイト」のワンシーンとか過去のいろんな記憶が蘇って、思い出に浸るのが僕にとっての旅の醍醐味なのかもしれません。
そしてそういうのは、歳をとればとるほど、蓄積されていくから、より深い楽しみになっていくといいなと思います。