こんにちは、JIZOです。
今日は引き続きアンマンからイスラエルに入国する時の記事を書いてみます。
イスラエル入国はめっちゃ厳しいみたいなことがよく書かれていますが、典型的観光客のアジア人が怪しまれることは基本的にないのかなと思っています。
僕は特になんの心配もなく行きました。
国境越え
行き方は前回記事と同じJETTバスの停留所から、国境越えバスが出ています。
ヨルダンからエルサレムって実は直線距離だと結構近くて、バスでも3時間くらいで行けちゃうんですよね。
いつもバスでの国境越えは特別感があってワクワクします。
ヨルダン出国の場所
バスを降りてパスポートチェックがあります。
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入国審査もスムーズ。
基本的には流れに従ってればいいです。
軍服みたいなのを着た若いお姉さんが沢山いて、いろんな意味でドキドキしながら入国しました。
イスラエルに入国すると砂漠地帯。ああそうかここは中東なんだっけ。
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エルサレム到着
ついた瞬間の感想は
という感じでした。
・サラダボウル専門店が沢山。
・走っている電車が綺麗。
・WeWorkがある。
booking.comで評判の良かったホステルにチェックイン
清潔でサービスも良かった。
ユダヤ人はバックパッカーから不評なのか??
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教。
3つの宗教の聖地であり、何かと日本までニュースが届く街エルサレム。
僕は事前にこの本を読んでいったので、どんな街なのかとワクワクしていました。
ところで、いろんな旅人と話したところ、バックパッカーは何故かユダヤ人にちょっと厳しくて、アラブ系の人にちょっと優しい印象があります。
彼らの言い分としては
・ユダヤ人はパレスチナ人を迫害している
・金儲けをして、アメリカを操っている
・アラブ人は優しくてユダヤ人は冷たい
とか、そんなところかな?
僕はそういう「好き・嫌い」の感情とは距離を置いているんですけど、こういう意見の旅人がいる理由をちょっと考えてみました。
※ここから先は完全な僕の妄想・憶測・推測なので、
「ふーんあなたはそう思ったのね」くらいで大目に見てください!
まずバックパッカーはあんまり金融とか商売が好きじゃないんじゃないかな?
エルサレムの街中にこのような皮肉のウォールペイントがありました。
ゴールドマンサックスとかロスチャイルドとか、金融を悪者にしてる節があるような気もします。
まあ旅人ってちょっと社会からはみ出したところもあるし、反体制みたいな人も多いのかもしれません。ピースボートとかもちょっと偏った集団ですし。
一方でグローバル金融機関で働いているスーパーエリートにもバックパッカーが結構多いんですよね。
だから旅人も
・出会いや冒険重視の人(陽キャ系バックパッカー)
・知的好奇心重視の人(陰キャ系バックパッカー)
という分け方もあるのかなと。
そうすると「アラブ人は優しくてユダヤ人は冷たい」あたりの理由が見えてきます。
確かにアラブ人は「人懐っこい」
宗教的にも文化的にも、強い一体化願望があるように思える。
ガンガン声かけてくるし、プライベートスペースに入ってくるし、家にも連れてってくれるし、家族を紹介してくるし、なんかお茶奢ってくれるし。
同時にこの距離の近さが苦手な人もいると思います。(陰キャ系)
日本人はこの距離の近さにちょっとした警戒心を懐く人は多いのでは無いでしょうか?
一方でユダヤ人は、グイグイ来ないし、ちょっと内輪で話している印象はありました。
話してみるとロジカルで、礼儀正しい印象も受けました。
ユダヤ教の教義や成り立ちにも関係しているのかもしれないけど。。。
適切な表現では無いでしょうが、イメージしやすさを優先すれば、「アスペっぽい感じ」を受けました。
日本人も近いところがあるんじゃないかな?
もちろんこれを全員に当て嵌めるのは違うという大前提ですが。
そして陽キャ系は人との繋がりを大事にしているし、感情に寄り添う力が強いから、目の前にあるイスラエルとパレスチナの分断に対して、憤りを感じるのだと思います。
陰キャ系は、知らない人と社会情勢について語り合ったりしないので、その意見が僕の耳に入ってこないだけなのかもしれません。
いずれにせよ、僕は善悪を語ることはしません。
時代や地域や立場によって善悪は変わるから。
ただ、いろんな旅人と会って話したり、ブログを読んでみたイスラエルの感想を自分なりに書いてみました。
以上、僕の妄想・憶測・推測でした!