さて、無事にタンザニアに入国したので、キリマンジャロ登山の話に入っていきます!
キリマンジャロに登りたい理由
そもそもキリマンジャロに登ってみたかった理由は大きく2つあります。
理由1:アフリカ大陸でやりたい事がそれくらいしかなかったから。
僕はまだアフリカ大陸に上陸したことがなくて、ずっと行ってみたいと思っていました。
でもアフリカで特に行ってみたいor見てみたい場所がサハラ砂漠とキリマンジャロくらいしかありませんでした。
コーヒー好きな私はキリマンジャロというコーヒー豆を見る機会が多々ありますし、小学生の頃に合奏で「キリマンジャロ」という曲を合奏でやった思い出があります。
「かがやく〜キーリマンジャロ〜♫」
輝く山、見てみたくないですか!!??
理由2:標高5000m超えの登山を安全にやってみたかった
山登りが好きな僕ですが、これまで登ったことのある最高峰は富士山の3776mです。
(昔チベットの名も無い4000m峰にジープで行ったことはありますがw)
旅行医学などにも興味のある僕は、高所登山・高山病の本なども読んでまして、本気の高所登山を味わってみたいという思いが大学生の頃からありました。
しかし僕は雪山登山の経験が乏しいので、安全に登れる山は限られています。
キリマンジャロは体力があって高所順応さえ出来れば、アイゼン・ピッケルが無くても登れる最高峰の一つなので、挑戦することにしました。
登山ガイド探し
キリマンジャロはガイド付きじゃないと登れない山です。
それにそもそも初めて行く国の初めての5000m峰なんだからガイドは雇うべき。
入山料も年々値上がりしており、私が行った時でだいたい800USDくらいでした。
そういえば入国する時もビザが50USDだったし、基本的にUSDを欲しがるもんなんですね。
いずれにせよ、アフリカ諸国はあの手この手で外貨を獲得しようとしている一方で、日本は富士山入山料も無料だったりと、いくらなんでもお人好し過ぎるような気がします。
入山料1万円くらい取ってもいいと思うんだけど・・・。
エベレストなんて入山料値上がりしすぎて、ほとんど個人で行ける額じゃないですよね(笑)
ネパール側の安い方でも200万円くらいかかります。
さて、キリマンジャロ登山会社はたくさんありますが、基本的にはどこでも良いのだと思います。
一番良くないのは、良いツアー会社を探そうとして1日中見積もりのために街を歩き続けること。
その行動はあまり幸せにならないですね。
(という私も実は半日くらいかけて3社で見積もり出してもらったが、疲れただけであまり意味は無かったと思う。)
2018年は4泊5日の早めのツアーで相場は1000USD〜1700USDくらい。
高くなるほど、装備のクオリティや食事のレベルが上がっていく印象でした。
私は1100USDの安めの会社にしましたが、特に問題なく登れたし大きな不満もありませんでした。
ただやはり他の登山者が食べてるお弁当や夕飯のレベルが高いのを見て、羨ましく思ったりもしたので、各自の予算に合わせていただけたら良いかと思います。
登山口まで
登山は結局4泊5日。
高所順応を考えると、本当は7日くらいかけたかったが、ガイドにも「山登りが好きなら大丈夫!」と言われ、挑戦して見ることに。
体調がイマイチなら1日順応日を設けてもらうことを確約。
正直このあたりはお金出せばどうとでもなりそうな雰囲気でした。
何しろ僕1人にガイド1人のプライベートツアーだったので。
出発は朝の9時。止まっているホステルに車で迎えに来てくれました!
We travel Hostelは登山中の荷物も鍵のついた場所で預かってくれたのでありがたい。
登山口(標高1500mくらい)までグングン車で上ります!
登山口
↓
登山口で荷物をレンタルしていきます。
僕は靴からウェアから全部借りましたが、ぼろいヘッドライト以外は全部十分な装備でした。
ヘッドライトは自分で持っていた物が優秀過ぎて、十分でした。
登山1日目
↓キリマンジャロ登山口
↓サルが沢山いるジャングルをグングン進む
↓用意してもらったお弁当。
日本で処方してもらった、マラリア予防薬のマラロンを飲んでるw
※東京ビジネスクリニックで処方してもらいました。
1日目のキャンプ地、マンダラハット(2720m)
↓
登山2日目
↓二日目はこんな感じ。だんだん山容が変わっていく。
ちょっとだけキリマンジャロが見える!!(左上の雪をかぶってるやつ!)
↓
山小屋での食事
↓
2日目キャンプ地、ホロンボハット(3720m)
すでに富士山の山頂レベル!!
↓
奥に見える雪をかぶった部分がキリマンジャロ山頂。
画像貼り過ぎたので、キリマンジャロ登山は2回に分けて記事を書きます。
次回は山頂アタックをメインにしていく予定です!!