こんにちは!
ミュンヘンでオクトーバーフェストに参戦したあとは、バックパッカーの味方、フリックスバスでオーストリアの首都ウィーンに行きました。
僕も子供の頃からずっとクラシック音楽をやっていたのでちょっと語ってみたいと思います。
ウィーンフィルの思い出
僕の中でウィーンと言えば小澤征爾さんが指揮をした2002年のウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートです。
ちょうどその頃小澤征爾さんの自伝「ボクの音楽武者修行」を読んでいたので、「ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートの指揮を日本人がするなんて!」と興奮していたのを覚えています。
その時のことは今でも鮮明に覚えていて、とんでもなく綺麗な壁画のホールでこんなレベルの高い観客に向かって(手拍子の合わせ方がレベル高かった)演奏するなんて!と感動していました。
特に「悪魔の踊り」はカッコ良かったなあ〜。と思ったらyoutubeにあったw
そんなこんなでせっかくウィーンに来たのだからこのホールに行ってみなくちゃ!
ウィーン学友協会へ
それで、例のニューイヤー・コンサートが行われるホールがウィーン楽友協会の黄金のホールという場所らしく、何の予約もせずに行ってみました
まさかの佐渡裕
予約も無しに楽友協会に行ってみたらちょうど佐渡裕さん指揮でコンサートしてるじゃないですか!?
あれ?佐渡裕って今ウィーンに居たっけ???
と思って調べてみたら2015年からウィーンの名門、トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任していたようです!
佐渡裕さんといえば日本ではシエナ・ウインド・オーケストラという吹奏楽チームを率いていて僕も何度か演奏会に行ったことがあります。
僕は中学生の頃 佐渡裕さんの「僕はいかにして指揮者になったのか」を読んで、指揮者にめっちゃ憧れた時期がありました。
この本の中に「世界の小澤が居たから僕が堂々と海外に行けた」みたいな内容があって「小澤征爾どんだけ凄いんだよ・・・」と途方に暮れた思い出があります。
ハイドンの天地創造
飛び込みでチケットを買おうとしたところ、後ろの方なら20EUROくらいで入れるということで早速チケット購入。
プログラムはハイドンの天地創造・・・
案の定途中寝てしまいました。古典音楽は難しい・・・。
でも演奏も角ばったホールの音響も、歴史に思いを馳せながら聴くのはとても感慨深い経験でした。後ろの席だったおかげでホールの全体が見渡せて良かった。
しかしまあ天井の絵も凄い。こんな豪華な音楽ホールは初めて!!
紅白で米津玄師が歌ってた大原美術館を彷彿とさせますねw
一度でも毎年NHKで正月にやっているウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを聴いたことがある方はウィーン楽友協会へ!!
今年からANAが羽田からウィーン直行便出すそうですよ!!
ついでにザッハトルテでも食べてきてはどうでしょうか。
ザッハトルテの発症の地、ホテル「ザッハー」の1階でオリジナルが食べられますよ!
僕はこのように過去の自分の思い出を辿るように旅をしています。
今回の世界一周の目的が30数年かけてずっと溜めてきた行きたいところを一気に見て回ろうという企画ですから。
もちろん何の思い入れも無い、前提知識の無い場所に行って新しい発見をするのも悪く無いと思うんですけど、それだとやっぱりたどり着いた時の感動が薄い気がするんですよね。
例えば「アフリカ縦断する」みたいな旅はあまりしたく無いんですよね。それって何のために?って思うことがあるんです。
歴史も何も調べずに遺跡を見て回っても楽しめないのと一緒かなと。
それでは引き続きコツコツブログ書いて行きますね!